インテリアコーディネーター

【合格者が語る】インテリアコーディネーターを独学で合格するには?

・独学でもインテリアコーディネーターに合格できるの?

・独学で合格するには、どれくらいの勉強時間が必要だった?

・日中は働きながら、勉強を継続するまでに工夫したことは?

こんな疑問にお答えします。

現役のインテリアコーディネーターが試験に合格するまでの本音をお話します!

インテリアコーディネーターのいのうえです。

私がインテリアコーディネーターの資格を取得したのは2018年の2月のことでした。
それまでは、家具の販売スタッフとして働いていた経験が3年ほど。


当時から、『いつかは資格取って、インテリアコーディネーターになりたい・・』と、漠然と考えていました。
当時の先輩スタッフから、資格を勧められていたこともあり重い腰を上げたのが2017年のことです。

しかしそこからは、苦難の連続でした。

働きながらの勉強の継続、
2次試験での不合格、
独学で挑戦する不安感、

苦労もたくさん経験してきましたが、
インテリアコーディネーターに独学で合格することができました。

これから、インテリアコーディネーターの資格を取りたいと考えている方に
参考になればうれしいしいです。

インテリアコーディネーターに独学で挑戦した理由

インテリアコーディネーターの勉強方法は大きく3つに分けられます。

  • 通学スクール (350,000円~400,000円前後)
  • 通信講座 (50,000円~60,000円前後)
  • 独学 (30,000円弱)
いのうえ
いのうえ
受験費用をとにかく抑えたかったため、私は独学を選びました!

というよりも、8月の申込みにギリギリで駆け込んだので、選択肢が残されていなかったんですね。

試験は10月に1次試験、12月に2次試験の2段構え。

スクールに通うには遅すぎたし、
通信講座は幼少期の体験から教材が山積みになるのが目に見えてました。


それならば失敗しても1番痛手の少ない独学にしようと。


そう決断できたのは、周りに独学で取得した友人がいたのが大きかったです。
成功例が身近にいると、「自分でもできるのではないか」と、とたんに心強くなります。
ただ勉強範囲が広いので、工夫は必要だと思いました。

残された時間はたった2ヶ月弱、わたしが効率よく勉強するために工夫したことをお話します。

合格率25%の壁は『継続して勉強』して突破しないといけない

※インテリアコーディネーターは10月の一次試験(筆記)・12月の二次試験(製図・論文)と2段構えの難しい資格です

いのうえ
いのうえ
社会人になってからの資格取得は、勉強時間の確保を、どう折り合い付けるかに悩みました…

受験を先延ばしにしてしまった要因の1つに仕事と勉強の両立がありました。

私は受験に申込したものの、仕事と勉強の両立することが本当に難しくてついつい後回しにしがちでした。


『働きながら勉強なんて絶対ムリ!合格出来ている人は時間がある人だけじゃない・・・?』

仕事と勉強の両立に悩んでいたころ、なんとなく過去の合格者を調べてみたのです。


・・・すると、その多くは社会人として働いている方が大半だったのです。

※インテリア産業協会の発表では、8割以上の方が働きながら資格に挑戦しているとのこと

条件はみんな一緒。
時間がないことを言い訳にはできませんでした。

いのうえ
いのうえ
多くのライバルが同じ状況下で頑張っていると思うと、負けられないという想いがふつふつと湧いてきました!!

『テキストを読まない』勉強方法で、1次試験を突破

1次試験まで、残り2か月。
初動が遅すぎたため、すぐに過去問から解き始めました。

とはいえ、テキストだけでも700ページ。全部読んでいたらすぐに試験日です。
過去問を解いて、理解できない箇所や分からない用語の時にテキストを開く。

辞書代わりにテキストをサブで使い、メインは過去問。
過去5年分を収録している問題集を繰り返し解いていました。


この時に一工夫です。
間違えた箇所にはチェックなり印をつけておき、1回目、2回目、3回目、、、と解いていく中で「印が重なっている個所=弱点」と可視化しておくのが大切です。


理解できている箇所、
できていない箇所が浮彫りになるので勉強漏れが起きません。

得意分野と苦手分野は必ず人それぞれあります。
自分の得意分野(=興味ある分野)を手早く理解し、
苦手分野に時間を費やすようにしていました。


また過去問に多く触れることで、
頻繁に出題される内容に気づくメリットもあります。

最初こそ不正解の嵐ですが、根気よく解き進め続ければ自然と理解が深まります。
テキストを読みこむより、早い段階で内容が頭に入るので独学の方は試してみてください!

わたしが使用した教材はこちらです。

インテリア雑誌も立派な勉強に

テキストだけではカバーできない部分があります。
例えば名作椅子。
テキストではモノクロのイラストだけ。
全然素敵に見えない。素材感や質感、サイズ感に作者も結びつきません。

こういう時には雑誌をみて勉強していました。

BRUTAS、CASA、POPEYEあたりの雑誌はしばしばインテリア特集を組みます。
息抜きついでに勉強にもなりますので、書店で見かけたら購入していました。
バックナンバーから購入するのもおすすめです。
BRUTASバックナンバー CASAバックナンバー POPEYEバックナンバー

写真の雑誌はこちらから購入できます。

同じ理由で、インテリアショップやホームセンターへ課外学習としてお出かけしていました。
家具の構造や、丁番などのパーツを見るのに丁度良いのです。

机に向かうだけが勉強ではないので「今日は課外学習デー」と決め、オシャレなカフェで休憩したりと、息抜きを上手く取り入れましょう。
絶対ガス欠になりますから。適度に休むことも必要です。

300時間の勉強、合格ラインに届くには

いのうえ
いのうえ
8月末から勉強を始めた私が1度で合格したのが、過去問・予想問題共に3回ずつです。
1次試験の勉強は、これを最低ラインにしていました!

インテリアコーディネーター取得を考えた時に、勉強時間の目安を300時間とされていますが、個人的には時間はあまり関係ないかなと思います。

なぜなら、同じ1時間でも人によって進められる量が違うからです。
時間ベースで考えるより、解く問題量を増やすことにフォーカスを当てましょう。

予想問題に取り掛かれるようになったら、時間配分も視野に入れるといいです。
一次試験は160分で全50問を解くので、予想問題では20分ほど短く設定し140分で全問を解くようにしていました。

というのも、当日は緊張や焦り等から凡ミスを連発するかもしれません。
保険をかける意味でも、実際の設定時間よりも早く解く訓練をしておくことは無駄ではないと思います。

1問あたりにかけられるペース配分を体に覚えさせれば、「これ以上悩むなら後!最後に考えよう!」と踏ん切りがつけられます。
ずっと悩むのではなく、解けない問題は潔く最後に回し残り時間内で考えるようにしていました。

あとは、、『頑張るだけ』です!


あと、勉強時間の確保ですが、これはもう頑張ってやる気を起こすしかないです。
突き放すような言い方になってしまうのですが、こればかりは「頑張って…。」としか言えません。

いのうえ
いのうえ
朝ギリギリまで眠りたい性分の私は、完全に夜に勉強するようにしていました!
仕事で疲れた日でも、カフェに寄ってサクッとご飯を食べて勉強!
少しの時間でもいいので毎日勉強を「続ける」ことを意識しました!

勉強しない日ができると、緊張の糸が切れてずるずる引きずってしまうんですね。
週末にやろう。と後回しにする日が続くとスケジュールが大幅に遅れます。
塵も積もれば山となる。毎日コツコツ、継続が最大の近道です。

平日は一問一答のテキストをカバンに忍ばせ、通勤時やお昼休憩などに確認して隙間勉強。
休日は仕事部分も勉強に充ててました。

試験日から逆算して1日の勉強量を設定してましたから、ノルマが終わればその日は終了。
先々残業がありそうであれば少し進めたりなど、仕事のスケジュールも把握しておけるといいですね。

インテリアコーディネーターの1次試験に合格できた!

一次試験はそんなこんなで、苦労の連続でしたが無事一発合格しました。
というと熱量が伝わりにくいのですが、かなり勉強しました。2ヶ月弱のこの期間は一切のお誘いを受けずにひたすら勉強です。

いのうえ
いのうえ
社会人になってから初めての資格試験で、当日は緊張でバクバクでした…!!


受験の空気感も久しぶりです。
年に1度しか開かれない上、受験料も1次・2次と合わせると1万5千円ほど。
教材費も合わせれば決して安くはありません。

「もっと勉強時間取れたな。」とか「もっと早く勉強すればよかった。」などの後悔が津波のように押し寄せては不安が募り、会場に向かう途中の人数の多さと参考書を片手に勉強している受験者の姿に「みんな賢そう。詰んだ。」と不安になりました。

学生の試験前とは違い(当たり前なのですが)みんな自分との勝負で、
試験場の空気は緊張で張りつめていました。

思い出しながら書いている今も、ドキドキと脈が早くなって苦しいです。
試験の事前説明が始まっても、埋まらない席を見て「まずは会場に来ただけで偉いぞ!」と自分を褒め自己肯定感を高めます。

試験が始まってしまえば、後は解くのみ。
自宅では20分短く設定して50問を解いていたので、時間が足りなくて焦ってしまうことはありませんでした。

悩んで後回しにした問題を考える時間もあり、見直しも2回ほど行い無事終了です。
受験日当日の19時~20時頃には速報が出ていたと思いますが、それまでは気持ちが落ち着かず居心地の悪い時間が続きました。
自己採点を行いA判定結果を見てようやく緊張が解けました。

直前の対策講座等も受けていませんでしたが、試験会場に向かうまでにスクール関係者が配る予想問題用紙から2~3問出題されたとTwitterで流れていたので、単発の直前対策講座等を受けるとまた合格率が上がりそうだなと感じました。

自分へのご褒美は必須。モチベーションを維持し続けるために…

毎日のように勉強していると、「こんなに勉強して何になるのだろう。」「取得したところで転職出来るとも限らないよな。」という思いがよぎる瞬間がありました。

「もう勉強ヤダ。」ってリミッターが外れた時は、ご褒美を思い浮かべて乗り切れました。
新しい洋服や、コスメ、美味しいご飯、旅行なんでもいいので、頑張れるご褒美を用意しておくのがモチベーションに繋がりました。

先日、マラソンランナーの大迫選手が、「ケニアでの辛い練習を頑張れたのは何だと思いますか?」の問いに「日本で美味しいお寿司を食べることをご褒美に。
設楽選手は(五輪出場を決めた)大会後そのままハワイに行ったそうですよ。」とお答えされていたのをテレビで観ました。

そうです。一流選手でもご褒美が無ければ頑張れない。安心しました。

頑張った分、存分に自分を甘やかしましょう!
それが勉強するパワーになります。

二次試験はまた、翌年に受けることになるのですが、それはまた次回綴らせて頂きますね。